疲れやすいHSPさんが仕事で無理をしないための5ステップ

些細なことが気になってしまう繊細な気質。このため、常に焦りや不安を抱え込み、1日の多くを緊張状態で過ごしているHSPさん。周りの人にも気づいてもらえず、全身で疲れを感じているHSPさんは、毎日がヘトヘトで、毎日がストレスで、毎日、無理をしては家で1人反省会。こんな繰り返しの毎日、つらいですよね。疲れやすいHSPさんが、少ないストレスで、穏やかに、お仕事を続けられるなら。今日も、切なる願いが聞こえてきます。

目次

繊細さん

HSPの気質

HSPさんは、その繊細さ、敏感さから、刺激に対して過剰に反応してしまうという気質を持っています。自身の気質が、自身の気力・体力を奪っているんですね。自分を苦しめる、この気質。どうやら、きちんと向き合わないと、慣れるものでもなさそうです。疲れ切ってしまうその前に、早めに対処していきましょう。

HSPのナゼ

そもそも、なぜHSPさんは疲れやすいのでしょう。毎日ヘトヘトになるその理由。気になりますよね。今回は、疲れやすい理由を、詳しく・わかりやすく紹介していきます。理由が理解できれば、疲れから、解放されますよ。

疲れやすいHSPさん

疲れる原因

HSPさんが疲れる原因って「」にあるんです。脳の中に、不安や恐怖などの感情に関与している「扁桃体(へんとうたい)」という部分があります。不安や不快などのストレスを感じると、この扁桃体が察知し、ホルモンが分泌されます。すると、ドキドキが更に強くなって、全身が、緊張状態となります。そして、体中のエネルギーも消耗されていくんです。この、扁桃体の働き。実は、HSPさんの場合、過剰に働いているんです。

不安の原因

扁桃体の働きとして、他にも、不安や恐怖、怒りを感じている相手の表情にも、敏感に反応します。怒った顔の人を見ると、同じように、扁桃体が敏感に察知し、緊張状態になります。そうなると、更に感覚は敏感になっていきます。もっと不安が強まったり、怒っていない顔でも、怒っている・怖いと感じるようになり、そのままその記憶が、脳にインプットされてしまうんです。このようにして、さらに更にと不安感・恐怖心は強くなり、HSPさんを苦しめていくんです。

無理してしまう

これが、HSPさんが非HSPさんと同じ事をしていても、HSPさんだけが疲れていく理由だったんです。HSPさんだけが毎日ヘトヘトになっている理由。納得ですよね。さらに、感受性が強く、外からの刺激を細かく拾ってしまうHSPさんの脳は、1日中フル稼働しています。そんな状態でお仕事をしているので、からだ的にも、精神的にも、無理をしてしまい、ストレスが溜まり、お仕事に行けなくなってしまうのです。

仕事で無理をしないための5ステップ

そんな疲れやすいHSPさんが、お仕事で無理をしないために、もっとも気になると多かった声を5つのジャンルに整理して、それぞれの解決方法を紹介していきます。できることは必ずあります。自分に合った方法を見つけて、無理をせず、ストレスを最小限に抑える方法、一緒に探していきましょう。

自分を知る

最初のステップは、自分を知るところからです。繊細な気質は、人により本当に様々で、他の人の苦手につられていただけという場合もあるんです。お仕事が集中できなくなるほど、自分が本当に苦手なものを、紙に書き出してみましょう。普段から、苦手を感じたらスグに書くって習慣をつけておくと、後で分析でき、より具体的な苦手を把握できます。この時間帯のこの作業。こんな条件が揃った時に入る注文。など。弱・中・強と、苦手度を分けて記入しておくのもオススメです。

苦手を避ける

苦手なことが把握できたら、次に、身の回りの環境を整えていきます。このステップは、他のステップよりも比較的、自分で自由にコントロールできる内容が多いので、ここで一気に、苦手を排除しておきたいところです。五感からの刺激が苦手なら、道具をフルに活用して、刺激を遮断する。他にも、混む時間や場所が苦手なら、ズラせる方法がないのかを考える。自分の職場に応じたアイディアをたくさん出して、できる限り、不快の少ない環境を整えていきましょう。

仕事を見直す

自分のお仕事レベルを振り返ります。時間内ならコレだけできる。この状況ならココでつまずく。など、おおまかクリアできるレベルと、限界地を、先に把握しておくのです。状況と現在地を把握し、自分で区切った限界地が見えてきたら、お仕事を人に振るんです。限界を超えても、仕事を1人で抱え込んでいる、という状況を、人に頼り、回避します。ついつい他の人の状況が気になっても、自分が、おおまかクリアレベルに達したら、手伝う。などの自分ルールもつくれます。

人間関係

「262の法則」や「パレートの法則」により、全員とは仲良くなれないものと実証されています。なので、無理に頑張るよりも、考え方を切り替えた方が良さそうです。苦手な方と、良い関係を築こうと無理するよりも、苦手な方とは、最低限の関わりに留めておいて、信頼できる仲間を、1人でも見つけたいですね。その仲間との関係を深めていった方が、幸せ感は増していきます。人数が少なくても、職場での仲間の存在は、幸福度が上がるとのデータもあるんですよ。

回復場所

5つ目は、回復ポイントの確認です。疲れやすいHSPさんは、お仕事の途中から、すでに、気力・体力の限界を感じています。疲れで集中できない時、気持ちを切り替えたい時に、人けの少ない、安心して1人になれる場所を見つけておきたいですね。他にも、気持ちが落ち着く紅茶やハガキ、アロマなどのグッズを用意しておくのもオススメです。職場によっては難しいかもしれませんが、色んな方法を試してみてください。HSPさんにとって、とても大切な時間です。

ヒントをアレンジ

この5つのステップをヒントに、ご自身の職場用にアレンジして、さっそく取り入れてみてくださいね。これまで、ヘトヘトになっていたお仕事での疲れが最小限になりますよ。ちなみに私は、よく、コーヒーの香りに癒されています。HSPなので、いまだに薄めのコーヒーしか飲めませんが、、

まとめ「疲れやすいHSPさん」

Beautiful little kitten licking milk from a bowl placed on the living room floor next to a window

繊細な気質に気づくのが遅かった私は、本当に長い間、いつもムリをして、全てがストレスで、自分だけが疲れているなんて気づきもせず、自分に鞭を打って働いていました。しかし、情報を取り入れると、人生が劇的に変化しました。情報を受け入れる。試してみる。たったこれだけだったんです。毎日ヘトヘトだった私でも、この5つのステップに、たくさんの場面で救われました。

変化

お仕事でのストレスが減ると、疲れ方に変化を感じます。疲れが、軽くなっていくんですね。疲れが軽くなると、気持ち的にも楽になり、穏やかに過ごせるようになります。穏やかさは、表情にも表れます。穏やかな表情は、多くの人から好まれます。人との関係も良くなります。そうなんです。無理に良い関係を築こうと頑張らなくても、関係って、自然とできあがっていくものだったんですね。

あなたへ

5つの解決方法を取り入れたあなたは、無理をすることが最小限となり、疲れやすい自分を、自分自身で守ってあげることができます。その結果、少ないストレスで、穏やかに、お仕事を続けられるんです。

HSPさんは、無理をしていないつもりでも、気づかない内に、無理をしている場合があります。疲れが気になりはじめたら、からだからのサインです。まずは、自分を知るところから、はじめてみませんか。

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